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山本やよい 自己紹介

プロフィール写真

ご訪問 ありがとうございます。

わたしは足立区の「ひよこのカフェハウス」で台所を担当し、お野菜のパワーと美味しさを引き出す調和の料理法「重ね煮」と、人の心とからだは季節の移ろいと同じ循環をしているから、そのリズムを食で感じる「薬膳」を合わせてお料理メニューを作っています。またお客さまやその大切な人の体質や暮らしに合った食事に改善するサポートを行なっています。

ブログタイトルの『掬ひ』は、そのままわたしのお食事作りのコンセプトでもあります。

わたしたちは1日に2〜3回食事をしています。
1ヶ月に約90回、1年で1000回以上毎日習慣として行なっていることってなかなかないですよね?

何をどの様に食べるかで、ヒトも暮らしも人生もつくられている。
「なんとなく」選んで食べているのは勿体ない!って思います。

食卓は元気と健やかさの源であり、それを自身の手で作ることができるって最高の自己肯定感。

まずは食事や食事作りがあなたの味方なんだって感じていただけたら嬉しいです。

目次

食を軸に自己紹介

山本やよい
ブログ『掬ひ』執筆、むすひごはんレシピ( Instagram )作者

今まで心とからだが元気になれるレシピや料理を作ってきました。「どうしたらそんな料理が作れるのか?」といった方法だけでなく、食品添加物の開発職を行なっていた17年間で見てきたこと感じたことなど科学的で論理的な内容と、栄養だけでは語れない食の本質と力の両方で、これからの食卓作りや食文化を今の暮らしでどう楽しむかについてお伝えしています。

  • 1979年3月15日生まれ
  • 千葉県富里市育ち、東京都葛飾区在住
  • 家族 夫、長男
  • 趣味 編み物、乗馬、散歩、家庭菜園
  • 座右の銘 お料理を作ること、そしておいしくいただくことは、本当は祈りそのもの(佐藤初女さん)

食品添加物至上主義の時代

今でこそ自然食と言われるようなお料理のメニューを作らせていただいていますが、以前は180°違う仕事をしていました。

小さなころから実験やお料理が好き。環境問題にも興味はあったし、日本の食料自給率の低さに危機感を感じていました。次第に食べ物でないものを食べ物のようにする食品添加物が食糧難を救うという考え方になっていき、大学は理系に進み食品添加物会社に就職。文字通り食品添加物漬けの日々を16年以上過ごします。

その間は体調不良になったり、生理不順から不妊治療することもありましたが、乱れていたのは食事だけでなく暮らしそのもの。食の見直しにフォーカスすることはありませんでした。

それは不妊治療中も妊娠中も変わることなく、出産後もできるだけ早く仕事復帰することや、当時は保育園に入ることができず仕事を失うニュースが沢山飛び交っていたので、無事に保育園に入れるかばかりを考えていました。

子どもが生後4ヶ月のとき保育園0歳クラスに落ち、1年間待機児童になり沢山の時間ができてしまったので、それならどっぷり育児をしようと決めました。

子どもの反応を感じる、言葉なき想いに耳を傾けようと、
布おむつ
ベビーサイン
を始めました。そこで初めて不安から○○をしなきゃとかお世話ではなく、子どもと向き合ってコミュニケーションをとるようになったんです。

生きている(イノチ)と交わることを深く感じるようになったきっかけでした。

食べたものが、からだに作用するを知る

生後9ヶ月の頃、色々なものが食べられるようになって欲しい、主食もお米だけでなくパンやうどんも食べられるようになるとレパートリーは広がるし、食事作りも楽になると思い離乳食に取り入れるようになりました。

すると息子もほっぺたが赤く膨れたんです。食べ物でからだが反応することを目の当たりにしました。その頃から子どもの湿疹と戦う日々が始まりました。

最初は足し算で、湿疹に効くといわれるものを食べたり、外用薬を塗ったり、次に良くないとされる食べ物をやめてみたり本当に色んなことを試して行き着いたのが

対処ではなく根本を見つめるということでした。

アドラー心理学との出会い

ベビーサインの先生がアドラー心理学の先生でもあり、子どもが1歳2ヶ月のころ本を出版されました。今までの息子との関わりは対処が主体でした。でもこの本に書かれていたのは親子関係のベースを作る=根本を見直すことでした。

その瞬間、子どもの湿疹を通して感じていたことと、イヤイヤ期などの子育ての悩みが「土台を作る」ってところで一致したんです。

土台があるからこそ、
・対処的なことも良い方向に働くし
・少々イレギュラーがあっても倒れない

目指すはそこだって、心とからだが食というキーワードで結ばれました。

頭で食べるものを決める期

この食べ物はこんな作用と栄養があるから食べる
この食べ物は身体にとって悪いから食べない

食を学び知れば知るほど葛藤や、夫と子どもとのコミュニケーションに悩むようになりました。食に拘りがある人が不健康と言われるのは、そのストイックさや価値基準の偏りが原因とも感じていました。

そこで出したわたしの答えは、「良いものが食べたい」が目的ではないということ。

土台作りが大切だったということを忘れ、枝葉の情報に振り回されていたことに気づきシンプルに食べることを見つめなおしました。

本当の美味しいが感じられる、重ね煮との出会い

食べ物の作用が知りたいと始めた薬膳ですが、その過程で東洋思想から発展した陰陽料理法の重ね煮と出会います。

消化が良く胃腸に優しい、そしてお野菜の自然な甘さを感じられる重ね煮は子どもはもちろん、大人にもピッタリの調理法。そしてお野菜を煮るだけで美味しいという経験は、料理とは火を通した材料に味を付けるものだという考え方を一新させました。

シンプルなのに味わい深いので、味を付けることが必要なくなります。少し味を整える基本の調味料さえあればいい。素材の味だけで美味しくなるということは、素材を信じられるので余計なことをしなくなるのです。

その結果、今までの刺激を求めた味つけを手放すことができたんです。

「からだはその時欲しい食材を知っている」と言われていますが、それは濃い味付けの刺激に慣れている状態では難しいと思っています。お口・からだ・心にとって美味しいもの、必要なものが感じられる様になる味覚を重ね煮が思い出させてくれました。

メニュー

ひよこのカフェハウスでの料理、重ね煮薬膳

カフェでの料理は地域性や様々なことを考え、コンセプトは変えずに何度もリニューアルをしてきました。

メニューを作るとき大切にしていることが2つあります。

【自然栽培の畑で感じたことをプレートにするということ】
わたしが育ったところは大規模な慣行栽培が盛んな地域で、春は動物堆肥の匂いに包まれ、農薬が撒かれたあとは目や喉が痛くなりながら下校していました。見渡せる畑一面同じ作物が植わっていて、例えば大根の収穫が終わると切り落とされた大根の葉が畑に転がりそれが段々黄色くなっていくのを違和感を持ちながら見ていました。それがわたしの畑の記憶。

でも料理を作らせてもらうようになりご縁があって伺った畑は、わたしが見たことのない景色でした。色々な種類の野菜があってお花畑みたいで、何より土や空気が気持ち良い。なんならお野菜と一緒に土に寝そべりたいくらい!

1つ1つのお野菜は個性があるのに、畑として調和して循環している畑。
そんなイメージをお皿に乗せたい!と思ってメニューを作っています。

【季節のお野菜をおいしくいただくということ】
お野菜自体が美味しくて、身体がそれを求めている…すると料理を作る人はそれを掬ぶ(むすぶ)のがお役目。そのお役目に預かりながら、季節のお野菜を楽しんでいます。

究極のおうちごはんは普通の最良

おうちで毎日いただくごはんは、しなやかな身体の土台を作る。
その上で、季節や体質・体調・心とからだに受けた影響に対応する。
この2つが日常の、ごはんの養生となります。

養生は元気になると言われたりもしますが、「元の気」になるってことなんです。

心とからだのニュートラル
今どういう状態か「元」を知るって大事で、言い換えると軸でもある。

わたし自身、頼れる人が夫しかいない状態でのワンオペ育児。産休が明けて仕事復帰した後は、家で起きている時間は朝夕2時間ほど。その時間は全て家事育児でした。隙間時間を作っても子どもが泣いたらその時間はなくなり毎日一緒に寝落ち。食事を疎かにする罪悪感。SNSを見ては落ち込み心もからだもバランスを崩し軸を感じられなくなっていました。

出口が見えない状況でも、できることを1つ見つけその周辺の習慣をととのえて広げていく。

  • 土台作り×習慣化
  • 自分自身と家族

分断して考えなかったからこそ食を起点に暮らしを良い循環に導くことができました。

これさえ…

色々な食事のメソッドやサプリを否定や批判するつもりはなく、

マクロビ、ビーガン…どれ派ですか?と聞かれたりしますが、

わたしはどれでもありません。

色々学んでも自身の心やからだに合っているかどうか?

そこを振り返ることを大切にしています。

人は軸はありながらも揺らぐものだから、思い込みで「こうあるべき」「こう言っていたのに…」と、過程を大切にすることができない、または「これさえあれば」という強い早い変化がお好きな方は、わたしがお伝えする食で土台作りが煩わしいものに思えるかもしれません。

本当に必要なのは知識でしょうか?

自身の活力になる温かさではないでしょうか。

SNSなど

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コンテンツ

やよい

毎日クタクタでもコレならできる!重ね煮ごはんの作り方


食事のパワーや美味しさを引き出すから

  • 余計なことは要らなくなる
  • 心とからだの土台を作る
  • 季節や体質に合わせて、からだが必要をする食事が作れる

その考え方や調理法、基本レシピが詰まったコンテンツです。

やよい

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